条件分岐#
if文#
ようやくプログラミングらしいことをできる準備が整いました.
ここで行う処理:
もし「条件1が正しい」なら
処理1を実行
これを実現するためのコード:
if 条件1:
print("処理1を実行")
では例えばweight
という体重を入れる変数があったときに,weightが80以上なら「肥満だぞ!痩せろ!」と表示するプログラムはどうなる?
こうなる👇
if weight >= 80:
print("肥満だぞ!痩せろ!")
これをコードセルにコピーして,weightが60, 80, 100の場合でそれぞれどんな結果になるか確かめてみよう.
ここで,printの前に半角スペース4つが入っていることに注目.これを インデント(字下げ) と呼びます.Python中では:
が出てきた次の行からインデントが登場します.
Pythonではインデントは非常に重要です.インデントが下がっている間は,同じ高さのコードがすべて,ひとまとまりの コードブロック として扱われるからです.
ここではifのコントロール下にあることをインデントが表しています.なのでifに関係ないコードを書く場合は,インデントを消してifと同じ位置からプログラムを書き始めればOKです.
[試してみよう!]
if weight >= 80:
print("肥満だぞ!痩せろ!")
print("ダイエットには運動が一番!")
else節#
先ほどの処理の続きです.weightが80以上でなければ「普通だぞ」と表示するプログラムはどう書けばいい?
こう書けばいい👇
if weight >= 80:
print("肥満だぞ!痩せろ!")
else:
print("普通だぞ")
こちらもいろんな数字を入れて確かめてみよう.
[問題]ビッグサンダーマウンテンの身長制限プログラムを作ってみよう#
東京ディズニーランドのアトラクション「ビッグサンダーマウンテン」では,身長102cm未満のお客さんは搭乗することができないそうです.これをPythonプログラムで実装してみましょう.
ビッグサンダー・マウンテン|東京ディズニーランド|東京ディズニーリゾート より
また,Aさん,Bさん,Cさんは「ビッグサンダーマウンテン」で遊ぶことができますか?プログラムを使って確認してみましょう.
Aさん = 150 # cm
Bさん = 100 # cm
Cさん = 102 # cm
Show code cell source
# ビッグサンダーマウンテンの身長チェックプログラム
Aさん = 150 # cm
Bさん = 100 # cm
Cさん = 102 # cm
if Aさん < 120:
print("乗れません")
else:
print("乗れますよ")
乗れますよ
elif節#
体重ネタの続き.先ほどのプログラムに追加で,体重が50未満の場合「痩せすぎだぞ」と表示するようにしたい.どうすればいい?
こうすればいい👇
if weight >= 80:
print("肥満だぞ!痩せろ!")
elif weight < 50:
print("痩せすぎだぞ")
else:
print("普通だぞ")
[問題]if elif elseを使わなければ解けない問題を自分で考えて,これを解くプログラムを書いてみよう.(ただし,elifは2回以上使ってみよう)#
例:
if weight <=20:
print("そんな軽い人間がいるものか!")
elif weight >= 80:
print("肥満だぞ!痩せろ!")
elif weight < 50:
print("痩せすぎだぞ")
else:
print("普通だぞ")